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  • 執筆者の写真japanyouthplatform

【最終日前日の長い夜!】HLPFレポートVol.19


集合写真のデータ消えたー ΣΣ(゚д゚lll) !

と皆で探し回るハプニングはありましたが、ちゃんと見つかりました!良い写真です、鼻血でそうです。

17日のVNRとレセプションと、とても慌ただしかったけど充実した日の翌日、何の疲れが出たのかブログ投稿者の唐木は盛大に寝坊しました。

 ちなみに昨日に日本が自発的に行ったSDGs実施状況等のレビュー(VNR)ではJYPS代表理事の小池が、日本の市民社会とJYPS・国連メジャーグループ内での長い話し合いを経て1つにまとめた内容を実際に日本政府に質問しましたが、唐木は念のためにと用意した岸田外務大臣への3つ目の質問担当者として、国連メジャーグループの中のWomen’s Major Group(WMG)席に座っていました。お陰でJYPSで分担される発言内容の記録係や写真担当にはならず、日本の報告を聞くだけという疲れる要素のない位置にいたはずなのですが。

 ただ、その日の朝のWMG内での交渉は自分でも初の経験で、非常におもしろいものでした。普段は人数制限で入れない人のためのオーバーフロールームに沢山席が用意されていて、椅子はふかふか画面も近く電源もありで全く問題がないのですが、やはり日本の発表なのでその日はJYPSメンバーも実際の会議場に入りたいです。

 そこに入るための許可証は各国連メジャーグループが6枚ずつ持っているため、朝7時からは国連子ども・若者のメジャーグループでJYPSメンバーが交渉で手に入れていくのを眺め、8時からのWMG会議では、今度は自分が実際にその会議場に入るための許可証(質問者でもなんとか許可証を最初に手に入れなくてはいけません)と他のJYPSメンバーの席を確保に力をいれました。その方法としては、WMG内で既にパスを手にしている人がどの国のVNRに興味があるのかを聞き、日本と報告時間が離れている国の場合、日本の時間にそのパスを貸してもらえるかという交渉であり、日本のVNR時間の分はWMGからも3人分の席を貰うことができました。国連は情報戦だとJYPSメンバーが日頃常々言っていますが、政策提言と関係あるのかないのかなんとも言えない場面でそれをがっつり実感しました。

 そしてのちに聞いた話によると、バルコニー席にいたJYPSメンバーのすぐそばには、あのピコ太郎が普通のスーツを着こみ、一般の人のような姿でVNRを見るため座っていたらしいです。その前を通ったメンバーも全然気付かなかったとは驚きです。

そんなこんながあり、翌日起きた時には同じ宿泊所に泊まる8人の姿はもう既になく、ぼっちを極めていました。

とりあえず気を取り直そうと、部屋で優雅にUN WEB TVでVNRのLIVE視聴です。

そして、さて行くか、と準備を始めたころ、朝からのミーティングをこなすJYPSの自慢の優秀なメンバーたちから連絡が。

国連では大変な騒ぎが起きていたようです!

会議中にけたたましく警報音が流れ、人はみな建物外に追い出されました。火事だとのことでしたが、実際のところはよく分からず、何か地下で問題が起きていたみたいでした。そこまで大きな問題ではなく、ひとまず安心です。

ちなみにUN WEB TVにはバラバラの方向を向く椅子と誰もいない空っぽの会議場、となんともおもしろい映像が映っています笑

そして昼に私が国連に着いた時には手荷物検査のための長蛇の列が出来ていたため、たまたま外で会ったJYPSメンバーとそのまま昼食と打ち合わせに行ってしまいました。

そして、午後はSDG Business Forumを訪れました!

SDGs では社会・環境に加えて、経済というものも重視されます。ここでは、SDGs達成のためにビジネスが貢献できることは何かについての話し合いが行われました。普段のVNRなどのHLPFは2番目に広い会議場を使いますが、同時に行われているこちらのイベントはGeneral Assembly Hallです!

普段は無い正面のSDGsのパネルには、たまたま上から光も差していて、とても綺麗な会議場でした。

自分たちが行った時はたまたま昼休憩中だったので、みなが全力で撮る写真のバシャバシャ音が響きます。

 この日の夜、一部のメンバーは日本代表部の齊藤公使と夕食へ行きました。

JYPSとしては非常に嬉しいことに、齊藤さんの方からユースとしてのの活動に興味を持っていただくことができたため、もっとそれを他のユースや日本政府に広めるためには何が出来るかという話し合いが行われ、とても充実した時間になりました。齊藤公使は3月に国連本部で開催されるCSW(国連女性の地位委員会)の日本代表団の政府側を率いるかたであり、ブログ担当の唐木もCSWでお会いしたことがあったので、今年初めてユースがCSW日本代表団入りしたこと、その制度をもっと良くする方法なども議論にもなりました。

 またHLPFにいる間に、国連子ども・若者のメジャーグループが国連職員側に、そしてJYPSメンバーたちが日本の市民社会にユース代表としての正統性やプラットフォームのシステムの説明している場面を何度か目撃しましたが、今度は自分も実際に日本代表部のかたに理解していただけるように話をする機会があったことはとても貴重な経験になりました。

 この時たまたま話題になって個人的に納得したのは、HLPFのセッション中で時間が無くなった時に英語以外のインターベンション(実際の会議中に国やステイクホルダ―が発言を行うことであり、基本的には国連公用語は全て使用が認められています)を受けないとモデレーターが言った理由は、通訳のかたの労働契約時間の関係だったということです。

その後は長いながーい夜の始まりです。

JYPSミーティングでは、個人としての行動とJYPSを代表しての行動はどう変えるべきか、若者の意見の代弁者としての代表性をどのように保てば良いかなど、これからJYPSを広げていくうえでとても大事な話が主でした。

 そしてそのまま、次期JYPSの運営者と一緒にこれからのJYPS内での意見調整についてどうするかを話し合っていて、気づいた時には明け方の4時をまわっており、翌朝7時に国連付近で行われるユースのミーティングとまだ全く手を付けていなかったブログに、楽しみとともに若干の絶望感を感じながら一日を終えました。

しかし、なんと19日は公式セッション最終日です!

HLPFに来るための事前準備から、大量にあるそれぞれのステイクホルダ―の文書や声明などを追いかけ、来てからも議論や交渉のなかで少しずつ積み上げられていく内容の把握に駆け回り、と全力で疾走していた中で、ひとつの大きな転換点を迎えます。またニューヨークから離れてからも報告書の制作や、分野ごとのアドボカシーの勉強など、数多くの分野がありそれぞれが時間とともに動いて変化して行くSDGsに置いて行かれないようにするための努力はとても重要だと思います。

とりあえず、昨日話し合った事も踏まえて最後まで頑張ります^o^

 

…。oо○* JYPSからのお知らせ *○оo。… 持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(Japan Youth Platform for Sustainability: JYPS: 読み「ジップス」)では、これまで様々行ってきた活動の報告と、これからの新体制を決定し、今後どうしていくかを加盟員の皆様と考える場として、JYPS総会を開催いたします。 多くの団体、個人の参加をお待ちしています! 【日時】2017年8月6日 (日) 9:00 - 12:00 【場所】東京ウィメンズプラザ  〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 詳細、参加登録はコチラからどうぞ! ※会場の大きさの制約上、参加希望人数が溢れてしまった場合は基本的に先着順とさせていただきます。

 

…。oо○* JYPSに参加しよう!! *○оo。…

「どう参加するの?」 とっても簡単です! 意見交換やキャンペーン、政策提言の準備などは、メーリングリストにて行われます。なので、メーリングリストに登録すれば、意見を表明する機会や、関連する議論に参加する機会が流れてきますし、関連する募集も行われます。

また、若者団体からは、「ポジションペーパー」と呼ばれる各団体が、国連などで議論されているテーマに対してどう考えているのかを記したものを公表してもらうこともできます。そのポジションペーパーは、日本の若者として意見を発信する際にしっかりと考慮されます。

またそのような意見をまとめる作業にも、メーリングリスト参加者している人はだれでも参加が可能です。

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