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「SDGsの今をみんなで見つめよう 〜若者のためのVNR教室〜」を開催しました

  • 執筆者の写真: japanyouthplatform
    japanyouthplatform
  • 7月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月31日

2025年7月12日(土)に、「SDGsの今をみんなで見つめよう 〜若者のためのVNR教室〜」を、国連大学のGEOCスペースとオンラインでハイブリッド開催しました!


本イベントは、国連ハイレベル政治フォーラム(HLPF)で予定されている日本の第3回目の「自発的国家レビュー(VNR: Voluntary National Review)」の発表に先立って開催しました。VNRは、各国がSDGs(持続可能な開発目標)の達成状況を国際社会に報告し、その進捗と課題を共有するための重要な枠組みである一方、その意義やプロセスは、国内の若者の間ではまだ十分に知られていないのが現状です。そこでJYPSは、若者自身がVNRやSDGsをより深く理解し、自らの行動につなげられるよう、セミナーとディスカッションの二部構成によるイベントを企画しました。


第一部のVNRセミナーでは、JYPS事務局からVNRの発表を行いました。まず、「1.VNR・HLPFとは?」にて、SSDGsレビューの仕組みや、VNRの国際的位置づけ、そしてHLPFに至るまでの国際会議の流れを解説しました。次に、「2.作成プロセスと日本のVNR本体」では、日本政府が作成するVNR本体における5つの重点事項や、各目標の達成状況について紹介しました。そして、「3.VNRにつながるJYPSの取り組み」では、2024年3月から実施してきた「新時代のパイオニア」プロジェクトを取り上げ、JYPSがどのようにVNRの作成プロセスに関わってきたかを共有しました。


続いて、第二部のディスカッションでは、参加者がVNRやSDGsを“自分ごと”として捉えられるよう、対面・オンラインそれぞれで2つの議題に分かれて意見交換を行いました。議題①は、「振り返る・見つめる」をテーマとし、参加者それぞれが身の回りにあるSDGsに対する取り組みや活動がどのような効果や影響があったかを共有しました。議題②は、「これからのより良い未来のために私たちができること」をテーマとし、議題①の取り組みの効果や影響を高めるために「ユース」がやるべきことは何かについて話し合いました。


そしてイベント終了後は、任意参加の「Chit Chat」交流会を対面とオンラインでそれぞれ実施しました。参加者と事務局員が自由に語り合える場となり、ユース同士のつながりを深める良い機会となりました。


今回のイベントを通して、VNRという国際的な報告枠組みが、決して遠い存在ではないこと、そして私たちユースの声がそこに反映され得ることを、参加者とともに再確認することができました。参加していただいた皆様、誠にありがとうございました!



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