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執筆者の写真japanyouthplatform

【YAPレポート Vol.4】特別講義3〜積水化学工業株式会社〜


こんにちは、JYPS事務局の髙橋美乃李です!前回に引き続き、SDGs Youth Ambassador Program 特別講義についてご紹介します!!




積水化学工業株式会社講義中のスライドより

今回は、積水化学工業株式会社から三浦氏と野澤氏をお招きし、「積水化学グループの環境への取組みを通じた SDGsへの貢献」というテーマのもと講義をしていただきました。「世界で最も持続可能性の高い企業100社(世界経済フォーラムWEF・Global 100 Index)」に選ばれている積水化学工業株式会社さんですが、実際にどのようにSDGsを経営サイクルに組み込んでいるか、社員さん一人一人の意識を変える方法など、知らないことが多いのも事実。。。そんな疑問を解決することができた講義でした!!


例えば、「SHIFT戦略」のような具体的な行動指針を設け、独自の「SEKISUI環境サステイナブルインデックス」を制作することで、各部署や各生産工程、企業全体としてどこまで目標を達成できているか、またどれほど社会に影響を与えているかを現状把握できる。またそれらの活動をPDCAサイクルに当てはめることで、環境貢献製品の市場拡大の創出をしている。


ものづくり産業の大企業は、環境へ負荷を与えているイメージが強いですが、「自然資本を利用」する企業だからこそ、「環境への負荷を最小限に抑え」「自然資本へのリターン」の大切さを発信し、そしてそれらを実際に経営サイクルに組み込んでいる点は印象的でした。




積水化学工業株式会社ワークショップ中スライドより

また、ワークショップは「ものづくりでは環境・社会に貢献する」とは?をテーマとして、製品やサービスの各行程でどのように環境や社会に貢献できるかを考えました。あるグループでは「学校の給食」をサービスとし、例えば地産地消の原料を調達する、献立表は全てデジタル化に、クラスや学校単位でデータを収集し、必要な分だけ配膳する。といった内容で環境に負荷をかけない案が出されました!!(これが実現できるのはいつなのか、、、)


さらにこの講義をきっかけに、作る側だけでなく、使う側(購入する側)の私たち消費者にも責任があるなと感じました。どれだけ企業が環境に優しい製品や、サービスを作ったとしても、使い手側(買い手側)がそれを認識し、選択できなければ、何の意味もありません。今日から消費者にできることを考え、行動に移していこうと改めて「はっ!」とさせられた講義でした!!



詳しい内容はこちらの報告書からご覧いただけます!:https://drive.google.com/file/d/1SanUzNMWTZmxIZowAP-Cx2Ivf1aorH1B/view?usp=sharing



積水化学工業株式会社の講義の様子




 

【SDGs Youth Ambassador Programについて】

SDGsユースアンバサダープログラムは、選抜された若者が主体となり、SDGsに関する推進活動を行うプログラムです。主に、SDGsの認知度向上を目指した学内活動の企画・運営を初め、JYPSのネットワークを用いたセミナー・勉強会、SDGsに関するデータ収集のための学内調査、国際機関・政府・NGO等の訪問(新型感染症の影響で変更あり)、2020年度第一回SDGユースサミットの運営を行っていただきます。今年が第一回目ということで、JYPS事務局とユースアンバサダーと共に試行錯誤しながら、有意義なプログラムの構築を目指します。また今回のプログラムは、居住地の制限なくアンバサダーへ参加していただくため、全てオンラインを通じて行われています。


詳しいプログラム情報や、アンバサダー情報は以下のリンクからご覧ください。


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