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  • 執筆者の写真japanyouthplatform

【HLPF2019レポートvol.14】HLPF振り返り3

こんにちは!!

HLPF2019JYPS派遣団員で、SDGs-SWYという団体の一員でもある岩田寿夫です。


HLPFが終わってからもう10日近く経ったのですね。早いですね、、


僕にとって今回が初めてのHLPFでした。なので、大きな会議室で色んな国やその他の様々なステークホルダーが議論している様子は非常に印象的でした。テレビや教科書でしかみたことがない、まさにそこに自分がいたのだ!と思うと夢のような時間だったなと思います。


さて、そんな僕が今回HLPFに参加して感じたこと、思ったことを振り返っていきたいと思います!

HLPFというのはそもそも様々なステークホルダーが一堂に会し、それぞれのSDGsの進捗状況を共有し、これからどうしていかなければいけないか話し合う場です。今回参加してみて、HLPFの意義とはこの様々なステークホルダーが一堂に会するというところにあるのだと強く感じました。


HLPFではVNR(Voluntary National Reviews)やゴール別のレビューがメインの会議としてあります。そして、その会議室の外も、もう一つの重要な場なのです。例えば、カフェテリアはいつも人が溢れていて、意見交換をしていたり、人を紹介しあったり、新たな人の繋がりがうまれています。まさにSDGsのゴール17がここで実現されていることを肌で感じました。HLPFは政府、自治体、企業、市民社会など普段交わることが難しいあらゆるステークホルダーが同じ場所に集まることができる貴重な機会なのです。HLPFは会議室だけでなく、国連のカフェテリアや廊下での展示、様々なサイドイベントなど、あらゆる場所で議論が行われていることが大きな特徴だと感じました!

(会議室前のラウンジ:筆者撮影)


私もインド出身の大学生と話す機会がありました。彼女はインド出身でコロンビア大学の学生でした。


SDGsというのは先進国、発展途上国など関係なく、193か国の全会一致で採択された世界共通の目標です。しかし、彼女の出身地であるインドは日本よりも経済水準や持っている技術力が低いのに、どうして同じ目標を目指さなければいけないのか、不公平ではないのかと言っていました。確かに日本からすれば例えばSDGsゴール1のターゲット1.1「2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。」というのはほとんど達成されているが、インドではその達成度合いは日本より低いと思われます。異なる視点から見ることでSDGsへの考え方も異なることを実感しました。このようにSDGsへの新たな考えを得ることができるもHLPFの意義であると思います!


ちなみに日本のSDGsへの取り組みについてうかがってみると"doing well but not leading any SDGs"とのこと。。。

自分ももっと頑張らなければ、、、、笑


SDGsが採択されてから4年近くが経過しました。そして今年の9月には首脳級レベルでのSDGsのフォローアップである、国連総会主催のSDGsサミットが開催されます。SDGsサミットは4年に一度に開催されることになっており、今年がその第1回目になります。各国の首脳が2030アジェンダについて進捗を共有し、今後、SDGs達成に向けどうしていかなければいけないか、議論していきます。こちらもぜひ注目してみてください!

(国連前のモニュメント:筆者撮影)


以上、岩田の振り返りでした!

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