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  • 執筆者の写真japanyouthplatform

ハイレベル政治フォーラム @UN本部


2016年7月11日~20日にかけてアメリカのニューヨークにある国連本部でHLPF (High Level Political Forum)が開催されました。JYPSとしてもこのHLPFに向けてWG(ワーキンググループ)を結成し、現地にメンバーを派遣しました。

ところで、皆さんはHLPF(High Level Political Forum:ハイレベル政治フォーラム)という会議をご存知ですか??

HLPFとは昨年2015年の9月に国連総会において全会一致で可決された「2030アジェンダ」及びその中に掲げられているSDGs(Sustainable Development Goals)と呼ばれる国際目標の作成から1年たった今、その進捗と実施の仕方を確認する非常に重要な会議です。世界の中で中国、カンボジア、エジプト、エストニア、フィンランド、フランス、グルジア、ドイツ、マダガスカル、メキシコ、モンテネグロ、モロッコ、ノルウェー、フィリピン、韓国、サモア、シエラレオネ、スイス、トーゴ共和国、トルコ、ウガンダ、ベネズエラの22の国が自主的な進捗報告(Voluntary Report)を行いました。

13日にはUnited Nations Major Groups for Children and Youth(国連子どもと若者のメジャーグループ)と協働してJYPSの上田格が”Challenges in mobilizing means of implementation at the national level (Financing - Technology - Capacity building)*”のセッションで登壇しました。SDGs実践の意義を結集した際に各国が直面しうる困難について、主に資金面・科学技術面・キャパシティビルディング面について国レベルでどういう対応が必要とされているのか議論されました。第3回開発資金国際会議において採択された「アディスアベバ行動目標(The Addis Ababa Action Agenda)」がアジェンダ2030にも取り込まれており、議論に注目が集まりました。そしてこの会議の中で、「SDGsを達成するうえで重要な科学技術を円滑に使用するためには、効率的な方法をコミュニティ内で十分に調査することが大事であること」などを世界に向けて発信しました。

**UN WEB TVにて動画配信しております。(91分30秒~)

またHLPF開催4日目には日本と韓国の両政府・両市民社会が共同でサイドイベントを開催しました!!このセッションは「Role of Japan and South Korea for Effective SDGs Implementation」と題してアジアの中でもSDGs実行そして達成により責任がある日本と韓国の両国が現在の進捗状況を確認すること、韓国と日本のさらなる協働のための戦略などを話し合いました。

日本の市民社会としてJYPSも参加し、代表理事の小池宏隆がJYPSというネットワークの目指す日本の若者による主体的なSDGs推進のための役割や組織構造、ビジョンなどを話しました。

*Challenges in mobilizing means of implementation at the national level (Financing - Technology - Capacity building)の詳細はこちら。 https://sustainabledevelopment.un.org/index.php?page=view&type=20000&nr=318&menu=2993

**UNWEb TVはこちら。

http://webtv.un.org/search/6th-meeting-challenges-in-mobilizing-the-means-of-implementation-at-the-national-level-high-level-political-forum-on-sustainable-development-2016/5035876689001?term=challenges+in+mobilizing+means

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 Japan Youth Platform for Sustainability 2015年国連で採択された「私たちの世界を変革する~2030アジェンダ」や国際レベルで行われている様々な枠組みを作るため、またフォローアップするための議論に向けて、日本の若者の声を集約し、政策として日本政府や国連機関、そのほかの市民社会にその声を届けていくための「場」です。  代表はなく、選出される幹事及び事務局のもとで若者の「アドボカシー(政策提言)」として、キャンペーン、イベント、記事掲載などを通じて、さまざまなバックグラウンドをもつ若者の声を政策に実現する場。30歳以下の個人または、そのような個人で構成される団体、もしくは30歳以下の若者と働く団体であれば、だれでも参加できます。 http://japanyouthplatform.wix.com/jyps


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