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COP25現地視察に行きました!!(2)〜グリーン・ゾーンとは〜

今回の投稿では、Green Zoneと呼ばれる会場について紹介します。


Green Zoneは、実際に政治交渉が行われるBlue Zoneとは違い、事前にPassを確保しなくても、誰でも参加できる会場です。

会場自体はさほど大きくなく、地元の団体や政府が出しているブースや、科学者や市長などによる講演スペースがあります。

誰でも参加できることから、小学生や中学生の団体なども参加しており、市民に開かれているスペースである印象を受けました。

以下に、いくつか特に印象に残ったブースを紹介したいと思います。



【The Climate Collage】

ここでは、人間の活動が、気候変動に対してどのような因果関係で影響を及ぼしているのか推測するゲームを体験することができます。

具体的な人間の活動(交通や産業、農業など)が、どのような温室効果ガスを排出し、そのことによって発生する自然界の変化、そしてそれらが人類に対してどのように影響を及ぼすのか、細かいステップに分けられて説明されています。(写真を参照)頭ではわかっているつもりでも、実際に一つ一つ段階を踏んで説明することは、意外と難しく、筆者もいくつか答えられない箇所がありました。


ここでは環境に関連する分野で学んでいる学生がボランティアとして活動しており、ワークショップを受講すれば誰でもファシリテーターになれる事から、時間があったら、滞在期間中に挑戦してみたいです。


(ゲームの全体像。矢印の先の事柄を当てていく。)

(人類への影響部分の拡大像。多くの現象が絡み合っているのがわかる)


【VRの体験スペース】

こちらのVR 体験コーナーでは、実際に装置をつけて、建築物にペイントをすることができます。両手のコントローラーで移動と色などの選択を行うのですが、操作自体は非常に簡単で、初めてのVR体験でもとても楽しめました。


気候変動に直接的には関連がないものの、このような最新技術を今後社会のために役立てられたらとのことから、出展しているそうです。

(初めての操作をする筆者)

(実際に参加者が描いたものが投影されている)


【スペインの州政府とペルーの市長によるパネルディスカッション】


こちらは、講演スペースにて行われたパネルディスカッションで、議題は、地方自治体がどのようにして市民を巻き込みながら、パリ協定を達成していくかについてであり、市長という視点から多くの意見が語られました。


具体的には、「街中に多くのセンサーを設置してすることで大量のデータを収集し、二酸化炭素の排出源を特定すること」や、「公共交通専用のレーンや自転車専用レーンを設置することで交通量全体を減らすこと」、そして、「市民がより積極的に地方行政に参画するための仕組みづくりや、関心を抱いてもらうための教育を重視していくこと」など、様々な先進的な事例が紹介されていました。

地方自治体主導で市民を巻き込みながら、環境政策を実施していくことは世界的に共通した課題であると再認識しました。


(パネルディスカッションの様子)


以上、3つの展示を紹介しましたが、COPの本会場ではより多くのブースやイベントが開催されており、ぜひ興味のある方は来年度のCOPに実際に参加することをお勧めします。

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