• Japan Youth Platform for Sustainability (JYPS)

【第74回国連総会参加レポート vol.4 UNMGCY主催 Inter-generation Round Table Discussion 】

こんにちは!持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(Japan Youth Platform for Sustainability:JYPS)NY支部事務局員の井上ゆかりです。第74回国際連合会参加レポート第四弾です!


今回は私が参加したUNMGCY主催のIntergeneration Round Table Discussion on Peace Disarmament Nexusについてお話ししたいと思います。


スピーカーは、アジア、アフリカ、ヨーロッパなど地域に偏りがないように構成されていました。そして嬉しいことに、アジアのスピーカーとして発言させて頂く機会がありました。

会議は9月26日にUnited Nations Population Fund (UNFPA: 国際連合人口基金) の建物で行われました。スピーカーは私を含め9名で、核軍縮に向けた取り組みを話し合いました。参加者はイエール大学の大学院生や国際連合で人権分野で活躍されている職員の方など様々でした。

最初はとても緊張していましたが、皆さんの温かい雰囲気のおかげで落ち着いて話すことができました。


会議のテーマは平和と軍縮についてで、私は核軍縮、廃絶に向けて若者を教育していこうといった内容でスピーチしました。

私は広島県で生まれ育ち、原子爆弾の被害について多くのことを教えて頂きました。幸いなことに、被爆者の方々の体験談を聞かせていただく機会も沢山ありました。被爆者の方々のお話はとても心に響く内容で、当時の私は涙がとまりませんでした。友人、家族、子どもを目の前で失い、また大事な人を見捨てなければいけない状況に追い込まれ、自分ならこんな状況は乗り越えられないと思いました。


原爆が投下されて74年経ち、被爆者の方々のお声を聞ける機会はどんどん減少しています。さらに、広島や長崎に住んでいない方々、海外に住んでいる方々は、被爆者の方の体験談を聞くことは大変困難になります。

原爆が落とされたという事実が、歴史のなかで過去に起こったただの出来事としてではなく、実際に多くの人が苦しみもう二度と起こしてはいけないことだと世界中の人が認識する必要があります。

その為に、今の若者やこれから生まれてくる世代に被爆者の声を語り継ぎ、教育していくことは大切なことです。


これらの内容に加えて、核兵器の保有状況は深刻な問題にあるということも言及しました。冷戦時代に比べると核兵器の数自体は減っています。

ですが、保有国は9カ国と増えています。核兵器を持つことによって、核戦争を防ぐ核抑止力とすることであったり、政治的パワーバランスのためであったりと色々な理由があり核兵器を廃絶するのは大変難しい現状です。


しかし、核兵器は私たちの命や生活を奪う本来あってはならない兵器です。核兵器は他の兵器と比較すると強烈な破壊力はもちろん、排出される放射性物質によって、何世代にもわたって人体に後遺症を残すことに加えて、自然環境にも大きな影響を与えます。


いま世界中の核兵器が爆発すると、世界は一瞬にして滅びてしまいます。

そういった認識を世界中の人々が強く持つことで、核不拡散、さらには廃絶につながっていく小さな一歩になって欲しい、という内容のスピーチをしました。


他のスピーカーの方にも、核拡散について言及されていらっしゃる方がいました。

現在、科学技術の進歩により、原子爆弾が作られた当初と比較すると核兵器を作ることは、容易なものになってきています。それ故、核兵器が拡散しやすい状況になっているとのことでした。

技術の進歩の結果、より多くの国が所有するようになり、近隣国が所有することでその隣の国も所有するという核の連鎖が起こってしまうのも事実です。


具体的には、インドは近隣国の中国の核実験とパキスタンの核能力獲得に影響を受け核開発を推し進めていきました。こういった現状を知り、核拡散に対する危機感をもって行動に移していくことが大切だと思います。


また、ユースの活動は、ただ発言するだけではなく、意味のある活動をしないといけないと発言されていらっしゃる方もいました。

その為に、私はより多くの人に問題意識をもってらう為に情報発信することは勿論、被爆者の方々や自分が今まで教わってきたことを海外にも発信していきたいと思いました。そして核兵器以外の内容としては、平和活動において一人一人に平和教育を行う大切さや、若者をもっと教育していくい必要があると言及される方もいらっしゃいました。


今回のこのイベントを通して、アジア、アフリカ、アメリカ、等様々な地域の異なった専門分野の方々と意見を交換することができました。

それによって、私自身がユースの活動の在り方について考えるきっかけとなりました。

他のスピーカーの方から、スピーチ感動したよ、とお声かけ頂く機会もありました。新しい見解を得る機会になったので今後の活動に活かしていきたいです!


井上ゆかり

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