• Japan Youth Platform for Sustainability (JYPS)

JYPS オンライン勉強会 #1 "Progressions of G20 on SDGs" (1)


皆さん、こんにちは!

JYPSは毎月二回定期的にサスティナビリティに関連したテーマで勉強会を開催することが決定し早速第一回目の勉強会が”Progressions of G20 on SDGs (G20のSDGsにおける進捗)"というテーマで開かれました


プレゼンテーションは三部構成になっており一部がGroup of twenty (G20について二部がSustainable Development Goals (SDGsについてそして最後にG20のSDGsの取り組みについて行われました本ブログでは第一部で議論された内容を簡単に説明していきたいと思います


  1. 【G20とは?】

G20とはGroup of Twentyの略であり、先進国と経済新興国を合わせた19ヶ国と欧州連合(EU)からなるグループであり、1997年のアジア通貨危機(Asian Financial Crisis)を契機に、新興国を国際金融システムの議論に参加してもらう必要があるとの共通認識から、G20財務大臣・中央銀行総裁の会議が創設されました。


また、2008年のリーマンショック(Financial Crisis)を機にG20は首脳級へと格上げし、米国ワシントンD.C.にて第一回G20ワシントンサミットが開催されました。


G20は具体的に、中国、日本、韓国、インド、インドネシア、オーストラリア、欧州連合、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、ロシア、アメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、サウジアラビア、トルコ、南アフリカで構成されています。


加えて、国際通貨基金(IMF)、世界銀行(WB)、国際連合(UN)、国際労働機関(ILO)、経済協力開発機構(OECD)、世界貿易機関(WTO)、金融安定理事会(FSB)といった国際機関や、経済団体(B20)、市民社会(C20)、労働組合(L20)、科学者(S20)、シンクタンク(T20)、都市(U20)、女性(W20)、ユース(Y20)といったエンゲージメントグループの代表もG20の会議で議論される様々な分野において貢献します。


また、議長国は毎年上記に挙げられていない国または機関をG20に招待する権限(Inviation rights)があり、2019年度のG20サミットで日本は、スペイン、シンガポール、ベトナム、チリ、オランダ、ASEAN、アフリカ連合(AU)、アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)、アジア開発銀行(ADB)、世界保健機関(WHO)を招待しています。


Quiz. ここでクイズです。以下の4つの数字は、全てG20に関連した数字です。皆さん、どの数字が何を示唆しているのかご存知でしょうか。

(1) 66%

(2) 80%

(3) 75%

(4) 80%

正解は、次のブログの最後に記していますので、次回も是非読んでください♪


【G20の特徴と仕組み】

G20の特徴としてよく挙げられるのが、インフォーマリティー(Informality)です。国連のような他の国際機関とは違い、G20では議長国が毎年ローテーション式で変わるため、議題も毎年変わります。


しかし、議題の内容が毎年逸れすぎないように、トロイカといった現議長国と前議長国、そして次の議長国が議題の作成、引き継ぎに携わります。

また、サミットではシェルパトラック(Sherpa Track)やファイナンストラック(Finance Track)といった補佐役が存在し、会議の成功へと導きます。


最終的に、G20では毎年共同声明(Communique/ Declaration)と行動計画書(Action Plan)が発行されます(2008年のワシントンサミットから2017年の2018年ブエノスアイレスサミットの共同声明はこちら)。


【G20の問題点】

よく議論されるG20の問題は参加国の地域の代表制にあります。G20の参加国は「体系的に重要な(systematically significant)」国々と称されますが、例えば、アフリカからは南アフリカ一カ国のみが参加国であり、アフリカがG20内で十分に反映されていないと非難されています。

他にもG20の妥当性において法的執行能力、テーマの一貫性や合意事項の測定基準の欠如が問題視されています。また、非公式的な場であることを利用して、国家が共通の目標よりも国益を優先することで(気候変動、米国が米中貿易戦争の緊張を緩めるための一方的な行動に出る等)G20が本来の目的から逸れてしまう、エリート層ばかりで、その他の層の関心や意見が反映されないといった問題もG20の未来を考えるにあたって見逃せません。


G20は今年日本で開催されます昨年度のブエノスアイレスサミットからどのようなテーマを中心に議題としてあげられるのか日本がどのようにリーダーシップを発揮し強固で持続可能で均衡の取れた成長strong, sustainable, balanced growthを促すための共同声明・行動計画書に落とし込むことができるのか皆さんも是非テレビやニュースを通して見ていてください

(「和」をテーマにしたG20大阪サミットプロモーションムービーはこちら)。

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