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ECOSOC Youth Forum 2024にJapan Youth Delegateとして参加しました

更新日:5月23日

文責:政策提言部 三浦碧美


2024年4月16日から4月18日にかけて、ニューヨーク国連本部でECOSOC Youth Forum 2024が開催されました。次世代のSDGs推進プラットフォーム※とJYPS事務局を代表して、政策提言部の三浦が参加し、2日目のリージョナルセッションでは2分間のスピーチ(インターベンション)を行いました。


ECOSOC Youth Forumとは、2012年以降、毎年国連本部で開催されている国際会議です。ECOSOC(国連経済社会理事会)、DESA(国連経済社会局)、UN Youth Office(国連ユースオフィス)が主催しており、2030アジェンダやSDGsに関して世界中のユースが集まって意見や活動経験を交換することを目的としています。ユースが国連プロセスに参画するための重要な機会の1つです。


会議1日目と2日目は、本年の持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム(High‒level political forum on sustainable development: HLPF)の5つの主要ターゲット

  • SDG1: 貧困をなくそう

  • SDG2: 飢餓をゼロに

  • SDG13: 気候変動に具体的な対策を

  • SDG16: 平和と公正をすべての人に

  • SDG17: パートナーシップで目標を達成しよう

それぞれに焦点を当てたプレナリーセッション、さらにリージョナルセッションが開かれました。3日目は、本年9月開催予定であるSummit of the Futureに特化したプレナリーセッションが開催されました。いずれもパネルディスカッション形式で進行し、パネリストの議論ののちにフロアが開かれて、参加国やユース代表にインターベンションの機会が与えられました。これらの公式のセッションの前後や昼食の時間には、インフォーマルなサイドイベントも複数開かれました。


2日目に開かれたリージョナルセッションでは、参加者が自分の属する地域ごとに分かれて議論を行い、私三浦はアジア・パシフィック地域のセッションでスピーチをしてまいりました。スピーチでは、近年ユースを対象にした国際会議やコンサルテーションが増えているものの、いずれもニューヨークを中心に開催されるため、距離的にも時差的にもアジア・パシフィック地域のユースが不利な立場に置かれていることを問題提起しました。「誰一人取り残さない」を掲げているSDGsですが、この問題は、今まで見過ごされてきてしまっていたように感じます。会議終了後に他の参加者と交流した際には、この点に多くの共感・賛同をいただきました。スピーチでは、このほかにも地域レベル・準地域レベルでの会議の重要性、政治的利害が少ないなどのユースのポテンシャルについても訴えました(スピーチ全文を末尾に載せましたので、ぜひご一読ください)。


また、デニス・フランシス国連総会議長と直接対話することができる「Ask PGA」というサイドイベントにも参加してきました。イベント終盤には、スピーカーリストに登録されていないユースの質問にも答えていただけることになり、私の質問を拾っていただきました。


Q. 「今回のECOSOC Youth Forum2024の成果は、国連内部で具体的にどのような共有され、次のプロセスに繋がっていくのでしょうか?」


A.「ECOSOC Youth Forum 2024の成果はレポートの形でまとめられます。そして、7月のHLPFと9月の未来サミットの際に活かされます。そのため、ユースのみなさんが積極的に意見を出してくれることを期待します。」

という回答をいただきました。イベント終了後には、会場から退場する直前までデニス国連総会議長がユースと握手したり雑談をしたりする場面がありました。ささやかながらも、ユースと国連高官の方との重要な交流の場であるように感じました。


3日間を通して、ユース活動家の力強いスピーチに対して大きな拍手と歓声があがる場面が多々あり、ユースらしい熱量の感じられる非常に刺激的な会議でした。国連プロセスの中でユース参画のための会議が定期的に開催されていること自体が、ユース参画にとって大きな前進です。さらに、公式セッションの合間に他国のユース代表と意見や経験を共有・ネットワーキングできたことはとても貴重な時間で、ユース参画の意義を改めて実感することができました。


*次世代のSDGs推進プラットフォームとは:

2030年以降にSDGs推進の主役となる次世代によるSDGsへの関与を深め,主体的な推進を加速し,国際社会に対して次世代のSDGs推進に関する日本の「SDGsモデル」を示すため,2018年6月の第5回SDGs推進本部にて安倍元総理大臣が立ち上げを表明し,同年12月の第6回SDGs推進本部において立ち上げられました。JYPS事務局はステアリングコミッティの構成団体の1つです。





アジア・パシフィック地域のリージョナルセッションで行ったスピーチ全文


Thank you, Chair, for giving us the floor.

 I am a Youth Delegate from Japan, and a member of the Japan Youth Platform for Sustainability, an advocacy group dedicated to achieving meaningful youth engagement.


"No one left behind" is the central promise of the 2030 Agenda; however, youth in the Asia-Pacific region are still at the margins in the policy-making process. This is partly because many international conferences and consultations at the UN level are based in New York, far away from the Asia-Pacific region. Even if consultations are held virtually, it is often based in NY time, making it challenging for us to participate in them while we have our own school and work. 

One potential solution to rectify this geographical obstacle is through regional and subregional consultation systems. With this in mind, we have actively participated in the North-East Asia Multi-stakeholder Forum in recent years. And we have also launched a sub regional youth network committee with other young people abroad.


Amid the salient political tensions of today, youth, who face fewer political constraints, have potential to foster cross-border collaborations. Our willingness to take bold and ambitious actions is also our unique talent. To fully harness our potential, I emphasize that mere involvement in the process is not enough for meaningful engagement. Only when our voices are truly heard and reflected in policies,  can our unique talents be fully explored. 

And youth, let's strengthen the global youth network and invigorate youth advocacy even more. 

Thank you very much.

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